ポドルスキが長友所属のインテルへ クラブ間合意間近

今季プレミアリーグ7戦不発

 今季11位と不振のインテルが、アーセナルのドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの獲得を目指し、6カ月間の期限付き移籍でクラブ間合意寸前の状況にあるという。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。
 ポドルスキは、今季UEFAチャンピオンズリーグで5試合3得点と活躍しているが、リーグ戦では7試合に出場も無得点が続く。フランス代表FWオリビエ・ジルー、イングランド代表FWダニー・ウェルベックの後塵(こうじん)を拝する格好となり、出場機会を失っていた。
 アーセナルはインテルへの半年レンタルでほぼ納得しているという。移籍金700万ユーロ(10億2000万円)での買い取りオプションも付いている。
 インテルは、ACミランとアトレチコ・マドリードのイタリア代表MFアレッシオ・チェルチの争奪戦を展開してきた。アトレチコに無断でロベルト・マンチーニ監督がチェルチと電話交渉を持ち、選手と移籍合意に達していたことが発覚。この痛恨のミスが一因となり、ミランに争奪戦で敗れる屈辱を受けていた。
 主力のFWロドリゴ・パラシオが今季1得点と不振なだけに、新たな得点源を求めてきた。ポドルスキの獲得が決定すれば、後半戦の巻き返しに追い風となるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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