ピクシー、伝説の“革靴ボレー弾”彷彿の華麗リフティング&キックに反響「レジェンド」

かつてJリーグで指揮を執ったドラガン・ストイコビッチ監督【写真:ロイター】
かつてJリーグで指揮を執ったドラガン・ストイコビッチ監督【写真:ロイター】

慈善活動で子供たちと交流

 セルビア代表を率いるドラガン・ストイコビッチ監督は、現役時代に名古屋グランパスエイト(現名古屋グランパス)でプレーし、その後には名古屋の監督としてJ1リーグを制するなど、日本でも人気を博した。そんな“ピクシー”が、日本での監督時代に見せた伝説の革靴シュートを連想させるかのような革靴リフティングを披露している。

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 ピクシーは1994年6月、フランス1部マルセイユから名古屋へ移籍。計8シーズンプレーし、天皇杯優勝2回、シーズンMVP1回、ベストイレブン選出3回など、スター選手としてリーグを牽引した。

 2008~13年には名古屋の監督を務め、10年にJ1リーグ制覇を達成。その後、中国の広州富力を経て、21年2月にセルビア代表の監督に就任した。同年6月11日のキリンチャレンジカップでは、“敵将”として凱旋して、森保一監督率いる日本代表と対戦。カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選では最終節に強豪ポルトガルを破り、逆転で2大会連続3回目の本大会出場を勝ち獲った。

 そんなピクシーが、モーツァルト財団の慈善活動で子供たちと交流。その際、黒サングラスにスーツのピクシーが革靴でリフティング&キックをしてみせたのだ。

 ピクシーと言えば、2009年のJ1リーグ第29節横浜F・マリノス対名古屋戦、横浜FMのGK榎本哲也が名古屋のベンチ方向に向かってボールを大きく蹴り出すと、ピクシーはこれをダイレクトで蹴り返し、革靴から放たれたダイレクトボレーシュートは大きな弧を描いて横浜FMのゴールにそのまま入り、観客の度肝を抜いたことでも有名だ(主審への侮辱行為とみなされて退場処分)。

 海外ファンからも「レジェンド」といった声が上がっていた。

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