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伊メディアが“偉大な10番”中田英寿&中村俊輔を特集 「歴代最高のアジア人」「カリスマ性があった」
中田はセリエAで2人目の日本人 「多くの観客やジャーナリストを引き連れて来た」
現在のイタリア・セリエAでは、日本代表FW本田圭佑がACミランで、同DF長友佑都がインテルでプレーしているが、サッカー情報を伝えるイタリアメディア「カルチョウェブ」では元日本代表MF中田英寿と同MF中村俊輔を特集した。
中田は元日本代表FW三浦知良に続く2人目のセリエA日本人選手だった。アジアでは“キング・カズ”と呼ばれた存在も、イタリアでは全くの無名選手。日本サッカーはワールドカップに出場したこともなく、当時のイタリアにとって日本は「サムライと刀の国、ゲイシャの国、日本庭園とお茶や生け花の文化」としている。
さらに「高校や大学を卒業するとオフィスに就職し、自動車会社や電機会社などのチームでプレーしていた」と日本の実業団制度を紹介。しかし「20世紀の最後の10年でそれは大きく変化した」と驚きをもって伝えている。
まず名前が挙がったのは中田だった。中田を「恐らく、アジアのサッカー選手で最も優れた存在」と歴代最高のアジア人選手と評価。1998年夏にペルージャへ加入したなか、そのシーズンのパフォーマンスについてこう振り返った。
「多くの観客やジャーナリストを背中に引き連れてやって来たが、ユベントスとの開幕戦で2得点を決めるデビューを果たし、32試合で10得点を挙げてペルージャを大きく助けた」としながら、その後の活躍ぶりも称えている。