フランス1部モナコのFWムバッペ、アンリのクラブ最年少ゴール記録を塗り替えた逸材

　アーセナルのアーセン・ベンゲル監督はフランス1部モナコで「アンリ二世」と呼ばれる18歳の神童を絶賛。英衛星放送「スカイ・スポーツ」で語り、補強候補に挙げていることが明らかになった。

　逸材を生み出してきたモナコには新たな神童がいる。今季リーグ19試合で6ゴールを叩き出しているFWキリアン・ムバッペだ。 U-19フランス代表のストライカーはアーセナルのレジェンド、ティエリ・アンリ氏がモナコ時代に記録した最年少ゴール記録を昨年2月20日のトロワ戦で塗り替えた。

「彼はティエリ・アンリと一致しているわけではないが、彼が同じクオリティーを持っていることは事実。将来性と才能は同じだ。ポテンシャルも似ている。ティエリと同じレベルのモチベーション、情熱、知性を持っているなら、彼はすごく有望な選手と言える。ここ2、3年で分かるだろうが」

　ベンゲル監督は同胞の若手をこう絶賛している。1999年にユベントスでくすぶっていたアンリを獲得した名伯楽は、ウインガーからストライカーに転身させて「キング・アンリ」と呼ばれるほどのレジェンドに育て上げた。そして、アンリ二世はアーセナルにとって補強候補だという。