日本人選手を指導の監督が後任候補? リバプール、名将クロップの後釜リストに専門記者が言及
アモリム監督とデ・ゼルビが有力候補
日本代表MF遠藤航が所属するイングランド1部リバプールはユルゲン・クロップ監督が今季限りで退任することが決まっており、後任の行方が注目を集める。移籍マーケットに精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は多くの候補がいるなかで、リバプールのリストの上位にいるのは2人の指揮官だと明かしている。
これまではドイツ1部レバークーゼンを率いるクラブOBのシャビ・アロンソ監督の招聘が有力なのではとも噂されていたが、同監督は来季もレバークーゼンに残留することを明言した。
ロマーノ氏は英メディア「Caughtoffside」で「アロンソの決断によって、リバプールは関心を別の場所に向けなければならなくなった」とし、新たにリストの上位に上がってきた指揮官について言及した。
「ルベン・アモリムは現時点でリストの高い位置にいる。ロベルト・デ・ゼルビもそうだ。彼ら2人は有力な候補だが、彼らだけというわけではない。ほかの候補者も存在しているため、リバプール内部でどのような決断を下すのかを待つ必要がある」
クロップ監督の後任候補は多く存在しているため絞り切ることはできないが、日本代表MF守田英正が所属するポルトガル1部スポルティングのルベン・アモリム監督、日本代表FW三笘薫が所属するイングランド1部ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督の2人が並ぶトップ候補となっているようだ。
そのなかで、ロマーノ氏はアモリム監督について「私の考えでは、彼は非常に素晴らしい指導者だ。過小評価されることもあるが、彼のレベルはとても素晴らしい」と絶賛のコメントを残していた。
注目を集める“クロップの後継者”の座を射止める存在として、ロマーノ氏は39歳のポルトガル人指揮官を高く評価しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)