オランダ代表DFファン・ダイクが戦線離脱　冬の移籍市場でCBの補強も不発に

　サウサンプトンのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが左足首の負傷により、2月26日に行われるマンチェスター・ユナイテッドとのリーグカップ決勝を欠場する見通しとなった。クラブが冬の移籍市場で代役の確保に失敗していたことも判明したと、英公共放送「BBC」が報じている。

　ファン・ダイクは1月22日のレスター・シティ戦（3−0）でFWジェイミー・ヴァーディに足首を踏まれて負傷。途中交代して、そこから戦線離脱となった。復帰までに要する期間は約2、3カ月と長期になると見られている。

　クラブにとって今季最大の大一番とも言えるファイナルで守備の要が不在。レギュラーに定着している日本代表DF吉田麻也にとっても頼れる相棒を失う結果となった。当然チームとしても大きな打撃となりそうだ。

　冬の移籍市場閉幕までのわずかな時間でCBの獲得に動いたというが、クロード・ピュエル監督は「新しいディフェンダーという解決策も考えたが、いい機会を見つけることができなかった」と補強が不発に終わったことを明かしている。