森保監督、6月に新戦力招集か? 最終予選へ欧州視察も実施「バランス考え取り組んでいきたい」

日本代表の森保一監督【写真:徳原隆元】
日本代表の森保一監督【写真:徳原隆元】

北朝鮮戦の3-0不戦勝でW杯最終予選進出が決定

 日本代表率いる森保一監督は3月30日、J1第5節の川崎フロンターレ対FC東京戦(3-0)の視察後に囲み取材に応じた。26日に予定されていた北朝鮮戦の中止により、日本代表は正式に3-0の不戦勝となる。2試合を残してワールドカップ(W杯)アジア最終予選への進出を決めることになったなか、6月に控えるミャンマー戦とシリア戦の起用法について、新戦力の招集に含みを持たせている。

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 多摩川を境目とするライバル同士の一戦は川崎の3-0圧勝劇となったなか、等々力陸上競技場には森保監督が視察に訪れており、試合後に囲み取材に応じた。26日には2026年北中米W杯アジア2次予選の北朝鮮戦を敵地平壌で予定していたが、北朝鮮側の都合で急遽開催が中止に。没収試合として30日にFIFA(国際サッカー連盟)から正式に3-0の不戦勝となる決定が通知された。

 日本は6月6日にはミャンマー戦、同11日にはシリア戦を控えているが、2試合を残して最終予選進出が決定。森保監督は6月シリーズの選手の起用法について尋ねられると「選手、戦術を試すというのはなかなか親善試合がなければ実施できないところだが、6月の試合を残して最終予選進出が決まったということで、これまで同様ベース作りをしつつ、バランスを考えたうえで取り組んでいきたい」と、新戦力の招集にも目を向けている様子だった。

 6月の試合までの活動については「来週から欧州視察に行く予定です。約1か月くらい」と明かしている。これまで負けられない試合が立て続いていたなかで、すでに最終予選を決めたうえで臨む残りの2試合が今後の日本代表のチーム作りにおいて重要な試金石となるかもしれない。

(城福達也 / Tatsuya Jofuku)



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