渡辺が負傷でピッチ外へ…交代成立せず10人のまま試合続行

　横浜F・マリノスは3月30日、J1リーグ第５節で名古屋グランパスと対戦。1点リードで迎えた後半に、交代の“ドタバタ劇”の流れから失点の場面が起こった。

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　後半30分過ぎ、横浜FMは右膝前十字靭帯損傷、半月板損傷で長期離脱していたDF畠中槙之輔の交代を用意する。その直後、ピッチで座り込んでしまったMF渡辺皓太の治療を開始。一旦ピッチ外へ出る最中、横浜FMは渡辺との交代要員としてMF山根陸を準備させる。

　名古屋側もこのタイミングで2枚替え。後半31分に名古屋側の選手交代が行われた一方、手続きで揉めていたなかプレー再開。畠中、山根を投入できないまま、10人のまま横浜FMが戦うことになった。

　名古屋側のスローインから始まった攻撃で、MF吉田温紀のロングパスに抜け出したMF森島司が一瞬の隙を突いてループシュートでネットを揺らしている。この失点では、交代できなかった横浜FMのハリー・キューウェル監督含むベンチは猛抗議したが、結果は覆らなかった。