札幌が泥沼4連敗、アウェーで悪夢の6失点も…ミシャ監督「すべてが悪いわけではない」

札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ,【写真:小林 靖】
札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ,【写真:小林 靖】

J1リーグ第5節で神戸と札幌が激突

 J1リーグは3月30日、第5節が各地で行われ、ヴィッセル神戸対北海道コンサドーレ札幌の一戦は、ホームの神戸がエースFW大迫勇也の先制ゴールやFW宮代大聖、FW武藤嘉紀の2得点などで6-1快勝。これで泥沼の4連敗となった札幌のミハイロ・ペドロヴィッチ監督は試合後「良かった部分、修正しないといけない部分を整理したい」と振り返った。

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 札幌は開幕から4試合を消化し、1分3敗と勝ち星がなく、直近3連敗中。4試合で1得点7失点と不安定な戦いぶりとなっていたなか、代表ウィークによる中断明けとなった神戸戦も苦難の船出となった。

 前半8分、自陣へロングボールを放り込まれた流れで、ゴール前へのこぼれ球に反応した大迫が右足一閃。これが札幌ゴールに突き刺さり、泥沼の4連敗阻止へ苦しい立ち上がりとなった。

 その後もチャンスを作り出せないなかで前半24分には、早くも2失点目を喫した。宮代に味方との連係から自陣右サイドの突破を許すと、ペナルティーエリア内斜め右からゴールを陥れられた。

 札幌は攻撃に転じても神戸の出足鋭いプレスに苦しみ良い形に持ち込めず、前半43分には武藤に3点目を許して0-3に。枠内シュートはゼロ本に抑えられ、3点ビハインドで前半を折り返した。

 後半開始早々の4分にはコーナーキックから宮代にこの試合2点目を献上。同26分にはまたもコーナーキックからDF山川哲史にヘディングシュートを決められ5失点目を許す。その後、オウンゴールで1点返すも、終了間際には武藤この試合2得点目を奪われて、大量6失点で大敗となった。

 試合後、ミシャことペドロヴィッチ監督は「選手たちは大敗して失望していると思いますし、がっかりしていた。しっかりと話をして試合は続くので再び立ち上がっていこうと話した」と明かし、神戸戦に関しては「大敗したからといってすべてが悪いわけではない。得点になってもおかしくない場面はいくつかあり、良かった部分、修正しないといけない部分を整理したい」と前を向いた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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