豊川のゴールで先制、原が追加点でアウェー京都が躍動

　東京ヴェルディは3月29日、J1リーグ第5節で京都サンガF.C.と対戦。ホーム前半2失点の苦しい展開のなか、U-23日本代表FW染野唯月のフリーキックを見て「大迫（勇也）選手と被る」と解説陣も見解を示している。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信！　簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

　前半22分、ペナルティーエリアやや左手前でボールを受けた京都FW豊川雄太。胸トラップから浮き球を右足で振り抜く。無回転で飛んだボールはクロスバーに当たりそのままゴールイン。続く同26分にFW原大智の得点で京都が2点を先取した。

　2点ビハインドを追ったホームの東京Vは、後半6分に直接フリーキック（FK）のチャンスを得る。キッカーを務めた染野のボールは、惜しくもポスト左を通過していった。スポーツチャンネル「DAZN」で解説を務めた元日本代表DF坪井慶介氏も「ぎりぎりですね」と感嘆の声を漏らしたなか、実況を務めた原大悟アナウンサーはこのシーンを見てある選手を思い起こしたという。

「ちょっと勝手なんですけど、大迫選手と被るような。（鹿島）アントラーズというのもあって、なんか器用なところも」

　すると坪井氏も「基本しっかり収まる、シュートが上手い。何でもできるというところですよね」と同調していた。

　染野は鹿島から東京Vへ2度目の期限付き移籍中。ここまで5試合でスタメンを飾るなか、FKの場面での存在感を示している。