異例の試合中止も日本は「無傷の全勝」 FIFA注目、1938年以来のW杯へ望みをつなぐ国は?
W杯アジア2次予選「5つのポイント」を紹介
北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の3月の日程が終了した。6月には再び決戦が始まるなか、FIFA(国際サッカー連盟)公式サイトは、「FIFA W杯2026アジア2次予選:5つのポイント」を紹介している。
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本大会に出場できる8つの枠を目指して46か国が戦いを繰り広げるアジア予選。オーストラリア、イラク、カタール、UAE(アラブ首長国連邦)はいずれも4戦全勝ですでに3次予選への切符を手にしている。イランとウズベキスタンも勝ち進むことが決まった。
そして3月26日のグループB第4戦、アウェー北朝鮮との試合が中止となった日本について「日本も3試合を終えて3勝で無傷の全勝を続けている」と報じた。
そのなかで「強豪国が順当に力を発揮」と題し今回の大会傾向をFIFAが分析。「2試合を残した段階で、アジアの強豪国は十分に力を示してきた。FIFAランキングでAFC(アジアサッカー連盟)のトップ10に位置するチームのうち、すでに6チームが3次予選進出を決定。残りの4チーム(日本、韓国、サウジアラビア、ヨルダン)も6月6日の次節で勝利すればそこに加わる。大陸のビッグネームが実力を見せ続けている」と順当な勝ち上がりを見せるチームを紹介している。
またグループFで2位の「インドネシアの好調」にも注目。「インドネシアにとってはオランダ領東インドとして出場した1938年以来となるW杯出場のチャンスが十分に生まれてくる」と報じ、同組1位のイラクも「本格的に上昇気流に乗っているチームであり、1986年以来となるワールドカップ出場に向けて歩みは順調」と評価している。
グループAの3位で、3次予選への可能性を残すアフガニスタンには「最大のサプライズを引き起こした」と上位2位圏内に得失点差で肉薄している事実を伝えた。日本は北朝鮮との“ドタバタ劇”で第4戦が中止となる事態に見舞われたが、6月のミャンマー戦、シリア戦で勝利を飾ることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)