J1レンタル移籍で飛躍! アンダー世代日本代表・“有望株”のシュート技術が圧巻

U-23日本代表の3選手が圧巻のシュート技術を披露【写真:徳原隆元】
U-23日本代表の3選手が圧巻のシュート技術を披露【写真:徳原隆元】

J1で4戦4発中の荒木、直接FKを2本決めている山田、東京Vで中心的存在の染野に注目

 大岩剛監督率いるU-23日本代表は3月25日、国際親善試合のU-23ウクライナ代表戦に2-0で勝利した。日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネル「JFATV」では試合の舞台裏が公開されたなか、Jリーグで好調の選手たちがトレーニングでも実力を発揮している。

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 すでにパリ五輪出場を決めているウクライナと対戦した大岩ジャパン。試合は後半3分にMF佐藤恵允、同31分には途中出場のMF田中聡に追加点が生まれ2-0で勝利を飾った。22日のマリ代表戦(1-3)も含め、3月シリーズを1勝1敗で終えている。

「JFATV」ではU-23代表版の「Team Cam」最新回をアップ。試合前日のトレーニング風景では、Jリーグで活躍著しい選手たちのシュートシーンも公開されている。ゴールラインから蹴ってもらったボールをペナルティーエリア手前でトラップし、ゴールを狙うイングランド式シュート練習の様子に注目した。

 まず登場したのは鹿島アントラーズからFC東京へ期限付き移籍中のMF荒木遼太郎だ。右足を振り抜くと、強烈な一撃はクロスバー直撃からゴールイン。J1リーグ4戦4発と好調の荒木が、その決定力の片鱗を見せつけている。

 続いて京都サンガF.C.から東京ヴェルディへレンタル中のMF山田楓喜。開幕4試合で直接FK(フリーキック)を2本決めている左利きの山田は、トラップでタイミングをずらしニアへ見事なシュートを放っている。

 3人目には鹿島から東京Vへ2度目の期限付き移籍中のFW染野唯月が登場。昨季のJ1昇格プレーオフ決勝戦では昇格に導く貴重な同点弾を決めた染野は、今シーズンも東京Vでプレーしている。

 ここまでJ1リーグ4試合先発を飾っている染野も、トラップから上手く脱力しコースを狙ったシュートできっちりとゴールを決めた。

 上記3人は25日ウクライナ戦でもスタメン出場し、勝利に大きく貢献。今後のJリーグ、U-23日本代表の中心としても活躍から目が離せない。

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