「あのターンの速さは痺れた」 若手有望株のJドリブラーが対峙で衝撃を受けた選手とは?
磐田MF古川陽介がクラブ公式YouTubeチャンネルの企画に登場
ジュビロ磐田のMF古川陽介はプロ3年目の今季、自身2度目となるJ1の舞台に挑戦している。開幕から4試合連続で途中出場するなかで、衝撃の瞬間があったことをクラブ公式YouTubeチャンネルの企画「EMOTIONS」で明かしている。
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高校サッカー界の名門・静岡学園でドリブラーとして鳴らした古川は2022年にプロ入りし、磐田で早3年目。J2リーグで28試合に出場した昨季を経て、今季はルーキーイヤー以来となるJ1の舞台で、開幕4試合はすべて途中出場している。
クラブ公式YouTubeチャンネルで公開された最新作「【EMOTIONS】#23 古川陽介『勝負の領域』」では、古川がプロ入りから10キロ以上の増加に成功し、激しいプロの世界で戦う肉体に進化しつつあることに触れつつ、古川自身は後半30分から途中出場した開幕節ヴィッセル神戸戦(0-2)のあるシーンを振り返っている。
「J1に来て、酒井高徳選手だったり、柏(レイソル)の(静岡学園の)一個上の先輩だった関根(大輝)選手だったり、すごく意識した相手と毎試合対峙できてすごく刺激的です。開幕戦でキックフェイントを(酒井選手に)した時に、完全に逆を取ったという感覚があったけど、その(酒井選手の)ターンが速すぎて縦に行けなかった。自分の中ですごく驚きがあった。あそこで一瞬外した時に、そこでえぐれないとダメ。あのターンの速さは痺れましたね(苦笑)」
ドイツで8年間プレーし、日本代表の一員としてもワールドカップ(W杯)に2度出場したベテラン酒井のレベルの高さに驚きつつも、さらなる成長に意欲を燃やす。
「試合中に酒井選手から『縦に来いよ』と言われたんですけど、たしかに自分の中でもそういう選手に対して抜き切りたいという思いはあった。まだまだやなと思いました。自分がボールを持って、J1で違いを出して、ドリブルでえぐったり、できる感触は掴めているのでピッチで示すしかない」
2024年を飛躍の年にできるか。古川の今季から目が離せない。