英サッカー会場1300円ビール、まさかの“販売手法”発覚でファン怒り「不快な行為」「恥ずべき」

ビールの値段設定と販売手法に海外注目【写真:Getty Images】
ビールの値段設定と販売手法に海外注目【写真:Getty Images】

聖地ウェンブリー・スタジアムで販売されたビールが物議に

 イングランドの聖地ウェンブリー・スタジアムで行われた国際親善試合において、同会場内で販売されていたビールを巡り物議が巻き起こっている。法外な値段設定とともに注目されたのは販売手法。その決定的瞬間を収めた映像がSNS上で出回り、英国内ではファンから怒りの声が噴出している。

 現地時間3月26日にウェンブリー・スタジアムで行われたイングランド対ベルギーの一戦には8万人のファンが詰めかけた。試合はジュード・ベリンガムの土壇場同点弾により2-2の劇的ドローで決着。この試合でファンの目はピッチ内だけでなく、法外な値段設定がされたビールの販売手法にも向けられた。

 英紙「デイリー・メール」は「イングランドファンがウェンブリーの『恥ずべき』ビールサービスに激怒」と見出しを打ち、その詳細を報道。会場では7ポンド(約1340円)でビールが販売されたなか、販売窓口の裏ではベルギービール「ステラ・アルトワ」のビール缶を開封し、プラスチック製のコップに注いで提供されていた実態が発覚した。

 その決定的瞬間が収められた映像はSNS上で拡散。記事では「ステラ・アルトワの缶は、一部のスーパーマーケットではわずか2ポンド(約380円)で売られている」と、その差額が強調されつつ「イングランドのファンは、ウェンブリーでパイントがどのように提供されたかを示すバイラルビデオに憤慨している」とし、実際の声も伝えられた。

 SNS上には「これが許されているという事実は恥ずべきことだ」「不快な行為」「プラスチックのカップに入った缶に7ポンドを請求する大胆さ」などの非難が相次いだといい、まさかの“販売手法”に厳しい目が向けられている。

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