広島DF新井直人、電撃移籍後のSNS被害阻止へ訴え「家族を巻き込んで意見はやめて」
自身のXを更新
J1サンフレッチェ広島に完全移籍したDF新井直人が自身のX(旧ツイッター)を更新。今月21日に発表されたアルビレックス新潟からの電撃移籍が反響を呼んだなかで、心境をSNSで告白した。SNS上で同選手を誹謗中傷する投稿も複数報告される状況に「家族を巻き込んで意見はやめて」と訴えた。
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新井は新潟経営大学を卒業後の2019年に新潟へ加入。その後、セレッソ大阪、徳島ヴォルティスでのプレーを経て、昨季から再び新潟に復帰した。今季はこれまでリーグ戦3試合に出場。開幕節のサガン鳥栖戦(2-1)では、セットプレーから決勝ゴールを決めていたなか、広島への電撃移籍となった。
この去就に関わるSNS投稿として、新潟は26日に「新井直人選手の移籍発表後、SNS上で同選手ならびにサンフレッチェ広島とホームタウン、広島サポーターの皆様を誹謗中傷する投稿を複数確認」と発表。こうしたなかで、新井自身がXを更新し、現在の心境を画像でアップした文面に記した。
「皆さんの応援や愛情、期待があったからこそ、このタイミングでの移籍に色々な意見があるのも分かっていた上で決断しました。特にユニフォームなどを買って自分自身を応援して頂いていた方々には特に辛く悲しい想いをさせてしまい申し訳なく思っています。
この決断を理解できない人が多くいることも分かっていますし、当然時間もかかることだと思っています。ですが、このタイミングでの移籍にも関わらず、自分の決断を尊重し、応援も言葉をかけてくださっている方々に感謝をお伝えしたいです。そして、クラブに関わっている方々や、社長、強化部をはじめ、選手、スタッフの皆さんにも本当に感謝をしています」
一方でSNS上での攻撃被害をうけていることにも触れ「チャレンジすることへの批判はプロとして必ずあると思いますし、自分への意見はもちろん理解しています。ですが、これ以上、妻や家族を巻き込んで意見するのはやめていただきたいと思います」と、訴えも綴った。