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スペイン16歳FWが“メッシ化”!? キレキレドリブル突破を現地絶賛「ブラジルの悪夢」
16歳ヤマルが右サイドを難なく突破
スペイン代表は現地時間3月26日、サンティアゴ・ベルナベウでブラジル代表と国際親善試合で対戦。3-3のドローに終わったなか、右サイドで先発した16歳のFWラミン・ヤマルがセレソンを相手に躍動。スペインメディアは「ブラジルのDFにとっては悪夢」とこのティーンエイジャーの活躍を称賛していた。
この試合はブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)がスペインで人種差別の標的となっていることを受け、反人種差別をスローガンに掲げて行われた。
激しい点の奪い合いとなり、来季からスペイン1部レアル・マドリードでプレーする17歳のブラジル代表FWエンドリッキがサンティアゴ・ベルナベウでゴールを決めるなど見どころも多かった試合のなかで、スペイン代表で強烈なインパクトを残したのは右サイドで先発したヤマルだ。
昨年9月に16歳1か月26日というスペイン代表最年少デビューし、得点記録を塗り替えた超逸材は、持ち前のドリブルでブラジル代表の左サイドを切り裂きチャンスを演出。前半11分にはリズムカルなステップでエリア内に侵入し、先制点につながるPKを獲得した。
スペイン紙「AS」は「ラミン・ヤマルは時代を超えるプレーでメッシにトランスフォームした」とバルサの偉大な先輩であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシにその姿を重ね「このバルサの選手はブラジル代表のDFにとって悪夢だった。右ウイングでのプレーは驚異的だった」と絶賛した。
優れたタレントを次々と輩出してきたバルセロナのカンテラ(育成組織)が生んだ新たなスター候補のヤマル。16歳でブラジル代表を手玉に取る衝撃のパフォーマンスで観客を湧かせた。
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