ポドルスキ移籍交渉中に出た“槙野発言”でガラタサライが混乱 トルコ紙「旧友が驚きの暴露」

「彼は日本について質問していた!」との見出しで報じる

 ヴィッセル神戸が獲得秒読みとまで報じられていたガラタサライの元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは、急転残留で決定的となっている。1月31日の移籍マーケット閉幕まで大きな話題となった“ポルディ王子”の去就問題だが、日本代表DFの暴露がガラタサライ側に混乱を巻き起こしたことが明らかになった。トルコ地元紙「フォトマック」が報じている。

 「彼は日本について質問していた!」との見出しが付けられた記事では、神戸への移籍交渉中だったポドルスキが、ケルン時代のチームメートだった浦和レッズDF槙野智章に、日本について質問していたことを伝えている。「トモアキ・マキノが日本のメディアに語った」と、先月末に報じられた槙野の発言を紹介。「ケルンでプレーしていた時から、彼が日本に興味を持っていることを知っていた」などのコメントが「混乱を招いている」と指摘し、「ポドルスキのガラタサライ残留は確実なものと見られているが、旧友が驚きの暴露に出た」と伝えた。

 連日の去就報道に、ガラタサライのドゥルサン・オズベク会長は「私はポドルスキの話題を終わらせたい。アクヒサル戦で我々のサポーターは、どれだけ彼を愛しているのか示してくれた」と、移籍騒動の終結を強調。28日のリーグ戦アクヒサル・ベレディイェ戦(6-0)では、本拠地の大観衆がポドルスキの残留を願い大声援を送っていた。

 移籍市場の大詰めで飛び出した槙野の発言は、ポドルスキ残留に動いたガラタサライとサポーターを困惑させるものになってしまったようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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