セリエAの今季前半戦ワーストイレブンの1トップにはミランのトーレスが選出

前線は期待を裏切った3人

 3トップの右ウイングは、インテルの元アルゼンチン代表FWロドリゴ・パラシオ。今季15試合でわずか1得点。エースのゴール欠乏症はチームの11位という低迷の元凶となっている。
 1トップはパラシオ同様に今季ここまで1得点のトーレス。序盤に足首をねんざして出遅れ、ミラノでのキャリアはわずか3カ月で幕を閉じることになった。寸評には「失敗補強」と、ミラン強化部は厳しく断罪されている。
 左ウイングは、アタランタのアルゼンチン人FWヘルマン・デニスが選ばれた。
 インテルと、ミランから合計4選手も不名誉な選出をされており、近年不振の続く両名門の低迷の度合いを如実に表している。今季プレミアから加入したコールとビディッチの両スターはいまだセリエAに適応できていない様子だ。不名誉な選出となった11人の後半戦の奮起に期待したい。
【了】
 
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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