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韓国が格下タイに抱く“恐怖” 対戦国がボーナス3倍へ…不安を母国指摘「アウェーはさらに怖い」
21日の同カードは1-1の痛み分け
韓国代表は3月26日に北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の第4戦でタイ代表と対戦する。21日の同カードは1-1ドローだったなか、韓国側のメディアは「アウェー戦はさらに怖い」と不安を吐露した。
昨年11月のW杯アジア2次予選で2連勝を飾った韓国。迎えた3月21日のタイ戦では、FWソン・フンミンが先制弾も守り切れず。1-1の痛み分けとなった。FIFAランキング上、韓国は22位、対するタイは101位と格下相手に勝ち点2を取りこぼす形となっている。
26日にはアウェーの地で再びタイとの一戦を控えるが、対戦国は勝利への意識を高めているようだ。韓国の総合ニュースサイト「news1」はタイ紙「バンコック・ポスト」の情報を引用し「タイサッカー協会は今回の試合で勝ち点1当たりの手当てを従来の100万バーツ(約410万円)から3倍上昇した300万バーツ(約1200万円)に引き上げる」という情報を伝える。
タイ国民の平均月収は1万6200バーツ(約6万7000円)だと紹介され、「news1」は「第3戦の引き分けで、韓国戦に対する関心は想像以上だ」と、対戦国側の熱量の高さを指摘している。
一方で韓国のニュース総合サイト「ノーカットニュース」も「アウェー戦はさらに怖い」と第4戦への恐怖を抱く。「FIFAランキング22位の韓国は、97位以下の101位のタイを相手に本拠地で勝利できなかった」と前回のドローを悔やみつつ「タイでのアウェー戦で敗れれば、2次予選最終戦まで緊張が解けない」と敗戦の場合も想定している。
「ノーカットニュース」はさらに、準決勝で敗退したアジアカップの混乱も回顧。「アジア杯敗退後、卓球やカードゲームなどの度重なる不祥事に失望させられた韓国サッカー。ホームでのタイ戦に勝ってムードを盛り上げることがどうしても必要だったが、それを逃したのは残念だった」と、不調の母国代表の原因も探っている。
ほかにも「アウェーのタイ戦では、暑さと一方的な声援に耐えなければならない。タイは気温30度前半、湿度70~80%の蒸し暑い気候が予想されている。約5万人を収容できるスタジアムのチケットはすでに完売した」と不安要素を洗い出す。2勝1分でグループ首位に立つ韓国だが、タイの気概と敵地の難しさを十分に警戒しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)