ドイツ2部の田中碧は引く手あまた? 市場価値の高騰に海外注目「急上昇している」
4億1000万円→5億7000万円へ上昇
ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフの日本代表MF田中碧は、3月21日のワールドカップ(W杯)アジア2次予選の北朝鮮戦(1-0)で決勝点を挙げて勝利の立役者となった。所属クラブでの好調を維持しており、欧州のマーケットにおける市場価値が高騰しているとドイツメディアが関心を寄せている。
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今季の田中はデュッセルドルフでここまで公式戦29試合に出場して7得点4アシストを記録。1部昇格を目指すチームにおいて中心的な選手として活躍している。リーグ戦は直近4試合で2得点2アシストと好調だ。
日本代表でもアジアカップのメンバーに選ばれなかったものの、元日のタイとの親善試合(5-0)や先日のW杯2次予選第3戦の北朝鮮戦(1-0)でゴールを決めるなど存在感を発揮した。
ドイツ紙「Express」は「フォルトゥナの選手の市場価値が急上昇している」と特集し、同国の移籍情報サイト「Transfermarkt」のデータを基に市場価格が高騰している選手の1人として田中に注目。去就も注目を集める25歳についてこう報じていた。
「以前は250万ユーロ(約4億1000万円)だった田中の最新の市場価値はフォルトゥナの関心を集めている。このMFの契約は2025年夏までとなっているが、クラブは田中をフリーで手放すつもりはない。この日本人選手はこの数か月で売却される可能性もある。彼の最新の市場価値350万ユーロ(約5億7000万円)はフォルトゥナのボスを喜ばせることになるだろう」
田中に対しては、日本代表DF板倉滉、FW福田師王も所属するドイツ1部ボルシアMGなどからの関心が伝えられている。現在ドイツ2部リーグで4位につけるデュッセルドルフを1部昇格に導くことになれば、その価値はさらに高まることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)