ラニエリ監督を「裏切り者」と批判したレスターFW 残留確定で“ボイコット宣言”は撤回へ

移籍志願のウジョアにサンダーランドから10億円超オファーが届くも、約束果たされず

 レスター・シティのアルゼンチン人FWレオナルド・ウジョアが、強行移籍を果たすために「二度とレスターのためにプレーしない」と異例の宣言に出ていたが、1月31日に移籍市場閉幕を迎え、移籍を許されなかった現実に態度を軟化。ボイコット宣言を撤回する大人の対応を見せたことが明らかになった。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 昨季スーパーサブとして奇跡の優勝に貢献したウジョアは、出場機会を手にするために怒りの手段に出ていた。

「LCFC(レスター)のファンに全ての敬意を込めて。私はラニエリに裏切られたと感じている。クラブに落胆させられた。私は彼らのためにプレーすることはないだろう」

 30日に自身のツイッターを更新。イタリア人指揮官を「裏切り者」と糾弾し、レスターの公式戦出場をボイコットすると宣言していた。その理由は、クラウディオ・ラニエリ監督と今季開幕前に交わした約束があったという。

 今季の出場機会を約束していたというラニエリ監督は、ストライカーの補強をしないとウジョア側に約束していたが、ナイジェリア代表FWアーメド・ムサ、アルジェリア代表FWイスラム・スリマニというアタッカーを獲得。ウジョアは出番を失った。イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ、スリマニ、日本代表FW岡崎慎司よりも序列は低く、出場機会を昨季以上に減らしていた。

 

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