大学サッカー界伝統の日韓戦、日本が敵地で快勝

　大学サッカー界伝統の日韓戦「DENSO CUP SOCCER 第23回大学日韓（韓日）定期戦」が、3月24日に韓国・安養総合運動場で行われ、全日本大学選抜が全韓国大学選抜を2-0で撃破。これで日本は昨年から3連勝を飾る形となり、韓国メディアは「『ライバル』という表現が恥ずかしいほどの完敗だった」と嘆き節で伝えている。

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　アウェーで行われた日韓定期戦で、日本は前半からペースを掴むと、スコアレスのまま迎えた後半11分、昨年の杭州アジア大会で活躍したFW内野航太郎（筑波大）が先制ゴールを奪取。同25分にも再び内野が決めてリードを広げると、守備陣の奮闘で無失点のまま試合を終えた。

　日本は昨年3月、ホーム開催の一戦で1-0と勝利すると、9月のアウェー戦で韓国開催での史上初勝利（2-1）を飾った。これで3連勝となったなかで、敗れた韓国の現地メディア「isplus」ではこの結果を「大学サッカーも日本に及ばない…韓国、日本に0-2完敗→デンソーカップ3連敗で屈辱」と見出しを打って報じられた。

　記事ではユン・ジョンソク解説委員の「日本の選手たちはやりたいようにやっている。韓国は（思いどおりに）できていない」という前半の内容が綴られつつ「大学サッカーも長年の『ライバル』日本にひざまずいた。事実上、『ライバル』という表現が恥ずかしいほどの完敗だった」と実力差が際立つ内容だったと嘆き節で伝えられた。