「代替会場も確保できず」日本戦中止の北朝鮮、6月のW杯予選ホーム2連戦の行方に韓国注目

北朝鮮が6月にホームで行うW杯予選2連戦に韓国注目【写真:ロイター】
北朝鮮が6月にホームで行うW杯予選2連戦に韓国注目【写真:ロイター】

6月にはシリア、ミャンマーとホームで対戦予定

 3月26日に開催予定だった日本代表の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選アウェー北朝鮮戦は中止になったが、国際サッカー連盟(FIFA)のW杯予選事務局は現地時間3月23日、「この試合の開催および日程変更はない」と発表した。韓国紙は「代替スタジアムも確保できなかった北朝鮮」と伝えている。

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 日本は3月21日に行われたホーム開催の北朝鮮戦を1-0で勝利。当初は26日に平壌でリターンマッチを戦う予定だったが、北朝鮮側の意向から同国での実施は白紙となった。中立地開催などの動向が不透明になったなかで、22日にはアジアサッカー連盟(AFC)から26日開催が困難になったことが発表された。

 これを受けて日本サッカー協会(JFA)は、今回のFIFA(国際サッカー連盟)デイズ(3月18日~26日)で中立国を含めた試合開催が困難になったため、試合中止を発表。22日の練習をもって代表チームは解散した。

 最終判断を委ねられたW杯予選事務局は、「代替開催地が確定していないこと、また、この試合を延期するための日程に余裕がないことから、この予選の試合は行わず、日程も変更しないことを決定した」と発表。また、「この件に関する対応と試合結果についてはFIFA規律委員会に付託される」としている。

 韓国紙「世界日報」は「代替スタジアムも確保できなかった北朝鮮···日本との『平壌ホームゲーム』没収試合へ」と見出しを打ち、「北朝鮮は6月、シリアとミャンマー相手にホームゲームを行う予定だ」と、6月6日と11日に組まれているホームでのW杯アジア2次予選2試合の行方にも注目していた。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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