松木玖生の躍動に期待「決めたい」 攻撃の課題克服へウクライナ戦は先発出場の可能性
ウクライナ戦が最終予選前のラストマッチ
U-23日本代表は3月23日、北九州市内で25日のU-23ウクライナ代表との国際親善試合に向けて練習を行った。4月に行われるパリ五輪最終予選を兼ねるU-23アジアカップに向けて最後の実戦。22日のU-23マリ代表(1-3)で出番がなかったMF松木玖生は「決めたいですね」とゴールにこだわる姿勢を見せた。
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マリ戦はベンチで見守った松木。すでにアフリカ予選突破を決めている相手に対して、チームは後手に回るシーンも多く苦戦。身体能力の高さもありながら、丁寧にビルドアップしてくるマリに「相手が圧倒してきて押される形になった」と印象を語った。
ウクライナ戦は最終予選に向けて負けられない戦いとなる。4月にスタートする最終予選ではUAE、中国、韓国と同居するというグループリーグから熾烈な戦いが待ち受ける。アジアは3.5枠で、3位決定戦で敗れればギニアとのプレーオフに回る。なんとしてでも、決勝へ進出してパリ五輪切符を獲得したいところだ。
そのために、重要なウクライナ戦。松木は「失点してしまっているんで、失点しないことが重要だと思いますし、やっぱり最終予選となってくると得失点差とかもかなり大きく影響してくると思う。そういうところを意識していきながら、攻撃面ではより多く得点できるようにしていきたいなというふうに思います」と、グループリーグも意識した試合運びを強調。そのために「自分が出たときにいかにゴール前に関わって得点だったりアシストのところ貢献できるか。(ゴールを)決めたいですね」と、自らこじ開けることを誓った。
マリ戦では決定機の多さも課題として残った。ウクライナ戦はマリ戦で出番のなかった松木が先発から出場する可能性が大いにある。セットプレーからでもゴールを生み出せる20歳MFに攻撃陣の牽引を期待したい。
(FOOTBALL ZONE編集部)