北朝鮮DF、前田大然の足首狙った「低空ジャンプタックル」に韓国メディアも驚嘆
北朝鮮DFカン・グチョルが後半30分に前田にファウル
森保一監督率いる日本代表は3月21日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)代表と対戦し、1-0で勝利した。後半は北朝鮮に押される時間帯もあったなか、徐々に相手のプレーが激しくなり、後半30分にFW前田大然が削られたシーンに関して、韓国メディアは「低空ジャンプタックル」と言及している。
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日本は前半2分にMF田中碧のゴールで先制。その後は白熱のバトルが繰り広げられたなか、後半25分以降は北朝鮮が危険なファウルで食い止めるシーンが増加。同28分には、DF菅原由勢がDFリ・イルソンに足裏タックルを受けて負傷してピッチを離れ、DF橋岡大樹と交代。その2分後にも中盤でFW前田大然がパスを出したあとに、DFカン・グチョルに右足をすくわれるタックルを受けてピッチに倒れ込んだ。
立て続けのファウルに対して、日本の選手たちはアデル・アリ・アハメド・ハミス・アルナクビ主審に抗議し、スタジアムも騒然となった。主審はカン・グチョルにイエローカードを出したが、「日本テレビ」の中継で解説を務めた元日本代表MF北澤豪氏は「いやいやいや、カードの色は? 赤を出してもおかしくなかった」と指摘。元日本代表DF槙野智章氏も、「うわーっと。これは危ない。ボールを取りに来てない」と声を上げた。
韓国メディア「xportsnews」も試合の経過を細かく追うなかで、後半28分のシーンに関しては「リ・イルソンが菅原に危険なタックルを仕掛けて警告」、同30分のシーンについては「カン・グチョルは快足の前田の足首を目がけて向かって低空ジャンプタックルを繰り出し、イエローカードをもらうのを避けられなかった」と伝えていた。