清武がセビージャ退団へ 「今夜日本に向かった」と地元紙がC大阪移籍を報じる
公式戦出場9試合、リーガ挑戦はわずか半年で終焉
セビージャの日本代表MF清武弘嗣が、古巣のセレッソ大阪に復帰するために帰国の途についたと、スペイン地元紙「マルカ」などが報じている。
「27歳の清武はドイツのハノーファー96から夏に加入したが、セレッソ大阪と契約を結ぶために今夜日本に向かった」
記事ではこう報じられている。セビージャはロサリオ・セントラルからアルゼンチン人MFワルテル・モントーヤを獲得したために、EU外選手枠を整理する必要があった。清武とブラジル代表MFガンソに移籍の可能性があると報じられていたが、アンダルシアの名門を去るのは清武となったようだ。
清武は今季セビージャに移籍したが、元フランス代表MFナスリの加入などもあって、熾烈な中盤のポジション争いを強いられた。そしてホルヘ・サンパオリ監督の信頼を手にできず、公式戦出場9試合に止まっていた。
スペイン地元紙「スーパーデポルテ」も、「清武はもはやセビージャではない」と移籍を報じている。清武のリーガ挑戦は、わずか半年で終焉を迎えてしまったようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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