日本代表で「もっとできる」「物足りなさが残った」のは? 金田喜稔が北朝鮮戦出場16選手を採点
上田の身体を張ったキープはさすがだったものの…
<MF/FW>
■上田綺世(フェイエノールト)=★★★☆☆
→後半36分OUT
身体を張ったキープはさすがだったものの、ストライカーとして決めてほしい決定機があったが生かせなかった。数少ないチャンスで決め切るようになれば真のエース。
■浅野拓磨(ボーフム)=★★★☆☆
←後半29分IN
巧みな抜け出しからチャンスを作ったが好守に阻まれた。機転を利かせた動きで攻撃に変化を加えていたものの、チームとしての戦術的機能度が低く、能力を十分に発揮し切れなかった。
■小川航基(NECナイメヘン)=※時間短く採点なし
←後半36分IN
短い時間のなかで絡む回数は少なかったが、ヘディングをはじめ、1回でも怖さを与える場面を作りたかった。
金田喜稔
かねだ・のぶとし/1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。