ミラン、チェルチ獲得で合意 本田に強力ライバル出現

30日のR・マドリード戦でデビューへ

 

 インテルのロベルト・マンチーニ監督がアトレチコからの許可なしにチェルチと電話交渉を持っていた可能性も浮上し、アトレチコ側がFIFAに提訴するという現地報道もあった。

 二転三転の末に、モルジブでバカンスを楽しんでいたチェルチはミラン移籍を決断した模様。12月30日にドバイで行われるレアル・マドリードとの親善試合でデビューを果たす可能性があるという。

 左利きのアタッカーであるチェルチは昨季トリノで13得点をマーク。今季開幕前にはミランのフィリッポ・インザーギ監督が右ウイングの主力として獲得を熱望し、争奪戦に参戦したが、アトレチコに敗れた経緯があった。

 来年1月にアジアカップ(オーストラリア)出場のために不在となる日本代表FW本田圭佑の代役として期待されるチェルチだが、代役の座にとどまらない実力者でもある。リーグ戦ここ9試合で得点から遠ざかっている本田にとっては強烈なライバル出現と言えそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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