前田大然、金髪なら「坊主みたい」 短髪イメチェン理由告白「子供たちも見つけやすい」

日本代表の前田大然【写真:徳原隆元】
日本代表の前田大然【写真:徳原隆元】

トレードマークだったスキンヘッドをやめて短髪→金カラーへ

 日本代表FW前田大然は、3月21日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)の北朝鮮戦にフル出場して1-0の勝利に貢献した。左サイドで先発した前田は、持ち前のスピードを生かして攻守に奮闘。高い位置でボールを奪い、左サイドでは個人技で相手を抜く場面もあった。

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 再三のドリブルで魅せた前田は、「ハードワークだけでもチームは助かりますけど、それプラス何かを見せないといけないというのは、アジアカップが終わってから意識したことじゃないですけど、そこが自分の課題かなとは思っていました。とにかくチームの勝利に貢献できて良かったです」と、勝利を喜んだ。

 今回の活動で前田は新しい髪形でも話題になっている。トレードマークだったスキンヘッドをやめて髪を伸ばし始めた前田は、合宿中に短髪を金色に染め上げていた。この試合では金髪での最初の試合だったが、「試合には勝たないと話せないと思っていたんで」と、改めて勝利できたことに安堵し、髪の色を変えた理由の説明を始めた。

「黒髪だとやっぱり遠目から見たら(どこにいるか)分からないんで。金髪にすると違和感がないんですよ。遠目から見たらなんか坊主みたいなので、子供たちも見つけやすいと思うんで。そういった意味でも金髪にしました。前と同じ色合いに見えるようにしました。ホテルに(美容師を)呼んでやってもらいました」と、説明した。

 SNSを中心に評判は良いが「周りの声は聞くつもりはないんで。子供の感想を聞ければいい。まだ会っていないから、写真でしか見ていないと思う。たぶんイメージがついていないと思いますが、『良い』みたいに言ってくれているみたい。ただ嫁は『えっ?』って言っていた。でも、子供が『良い』って言っているならそれでいいです」と、髪を伸ばし始めたことに続き、子供を意識した変化だったと明かしている。

 ちなみに、この前日には前田が髪型をマネてほしいとリクエストしたMF南野拓実が、前田にヘアバンドをプレゼントするという話もしていたが、前田は「そこまで伸ばす気は僕にはない。そこまでいけないと思うんで、いらないです」と、ヘアバンドは使わないと宣言した。

 現時点では北朝鮮との2試合目の開催場所は不明だが、前田は「もう1試合、勝ってスコットランドに帰って、子供の意見を聞きたい」と、連勝を見据えた。

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