日本、北朝鮮戦を“1-0辛勝”と韓国報道「FIFAランク114位相手に冷や汗の勝利」
日本は勝利も後半押し込まれる展開が増加
日本代表は3月21日、国立競技場での北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で北朝鮮と対戦し、1-0で勝利した。後半は北朝鮮に押される時間も多く、韓国メディアは「日本、北朝鮮相手に冷や汗」と伝えている。
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日本は前半2分、両サイドを広く使った攻撃を仕掛けるとファーサイドへのクロスを堂安が折り返し、ボールがこぼれたところで再び堂安が中央へラストパス。それを攻撃参加してきた田中が蹴り込んだ。電光石火の先制点で日本が優位に立った。
1点リードで折り返した後半の立ち上がり2分、日本はロングボールでのカウンターからピンチを迎えるとMFハン・グァンソンにゴール正面からのシュートを許した。これをGK鈴木彩艶が触ってコースを変えると、ゴールポストに当たったこぼれ球を押し込んだ北朝鮮に同点ゴールが生まれたかという場面だったが、そのこぼれ球の競り合いの場面で北朝鮮にファウルがあったとしてゴールは認められず。北朝鮮の選手たちは主審に詰め寄ったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が導入されていない試合の中で日本は冷や汗をかいた。
その後もシンプルな縦パスに対してアグレッシブに全体が押し上げてくる北朝鮮にシュートを許す時間が続くと、森保監督はベンチスタートの遠藤を守田に代えて後半13分に投入。マイボールでは遠藤がアンカーになる形でハッキリさせ、戦況の立て直しを図った。試合が落ち着かない中で後半29分には、DF谷口彰悟とDF橋岡大樹に加えFW浅野拓磨を送り込み、5バックへ変更しての最終ラインの強化とスピードを生かしてのカウンターの両面から手を打った。日本はそのまま1点のリードを守り切り、1-0で勝利している。
韓国メディア「xportsnews」は「FIFAランキング114位の北朝鮮相手にホームで1-0の冷や汗の勝利」と見出し打ち、「(FIFAランキング18位の)日本は96ランク下である114位の北朝鮮相手に、前半2分に先制ゴールを挙げ、アジアサッカーの強豪たる所以を示した。しかし、その後は追加点を決めることができず、苦戦しながら勝ち点3点を手にしたことに満足しなければならなかった」と速報している。