堂安の背後から“ハイキック” 北朝鮮FWを日本代表OB警戒「危ない」「なかなか足でいかない」

相手と競り合う堂安律【写真:ロイター】
相手と競り合う堂安律【写真:ロイター】

前半31分、チェ・ジュソンが堂安の後頭部からボールカットを狙うもファウル

 森保一監督率いる日本代表は3月21日、国立競技場での北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で北朝鮮と対戦。1-0とリードして前半を折り返したなか、同31分にMF堂安律が背後からファウルを受けた場面が議論を呼んでいる。

 日本は前半2分、両サイドを広く使った攻撃を仕掛けるとファーサイドへのクロスをMF堂安律が折り返し、中央でボールがこぼれたところで再び堂安が中央へラストパス。それを攻撃参加してきたMF田中碧が蹴り込んだ。電光石火の先制点で日本が優位に立った。

 北朝鮮は前半20分にチャン・グチョルがこの試合初となるイエローカードを受けたなか、同22分にはFWチェ・ジュソンと日本DF菅原が空中のボールを競り合った際、チェ・ジュソンの肘が菅原の顔面にヒット。菅原はピッチに倒れ込んでしばらく動けず、プレー再開まで時間がかかった。

 そのなかで前半31分、FWチェ・ジュソンが向かってくる浮き球のボールに対して、堂安のうしろから右足を上げながら飛び、堂安の後頭部を蹴るような形になった。これはファウルを取られ、堂安も大事には至らなかったが、「日本テレビ」の中継で解説を務めた元日本代表MF北澤豪氏は「危ない」と言及。元日本代表DF槙野智章氏も「なかなか足でいかない」と驚き気味に指摘していた。

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