ミランのMFコンビに北京国安がオファー! 移籍市場最終日に“爆買い”の誘惑も残留決断

ボナベントゥーラが重傷で離脱

 両者は置かれた立場こそ違うが、ともに中国行きにはノーを突きつける形になった。中国の選手登録期間は2月に入っても続くが、ヨーロッパで移籍期間が終われば放出したクラブは代替選手を獲得できなくなるために、よほどの余剰戦力でなければ移籍交渉はまとまりづらい。実質的に、ミランをターゲットにした北京国安の補強策は、失敗に終わったと言えるだろう。

 ミランはボランチの一角や左ウイングのレギュラーとして活躍してきたMFジャコモ・ボナベントゥーラが、手術により最低2カ月の戦線離脱となり、中盤の重要度は高まっている。ミラン残留を決めた2選手は、ミランを上位戦線に踏みとどまらせる原動力になれるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング