インテル長友は再びベンチ生活か… イタリア杯8強ラツィオ戦で伊紙が先発落ち予想

28日のペスカーラ戦でフル出場も、絶好調のチームのなかでベンチに逆戻り?

 インテルの日本代表DF長友佑都が、31日のイタリア杯準々決勝のラツィオ戦でベンチスタートになる可能性が高まっている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙が報じた。

 長友は28日のリーグ第22節ペスカーラ戦(3-0)で、出場停止だったDFクリスティアン・アンサルディに代わって左サイドバックで先発フル出場。だが、昨年12月11日のジェノア戦(2-0)以来のスタメンで、同21日のラツィオ戦(3-0)に途中投入されて以来の公式戦出場となったため、試合勘不足を露呈してしまった。破竹の公式戦9連勝を飾ったチームのなかで、「消極的」「持続性がない」など地元紙から軒並みチーム最低評価を与えられた。

 そしてステファノ・ピオリ監督の下、絶好調のチームのなかで、長友は再びベンチスタートと予想された。「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、イタリア杯準々決勝ラツィオ戦の予想スタメンを公開。システムは4-2-3-1で、GKは守護神ハンダノビッチ、最終ラインは右からDFダンブロージオ、DFメデル、DFミランダ、そしてアンサルディが先発に戻ると予想された。ダブルボランチはMFブロゾビッチとMFコンドグビア、2列目は右からMFカンドレーバ、MFバネガ、FWエデルが並び、1トップにエースFWイカルディとなっている。

 シーズン序盤は混迷を極めながら、ピオリ監督の就任によって立て直しに成功したインテルは、2010-11シーズン以来のイタリア杯制覇を目指す。リーグ戦でも4位インテルを勝ち点2差で追う5位ラツィオとの一戦は接戦が予想されているが、長友は出場機会をつかむことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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