PSGがヤヌザイの期限付き移籍先に名乗り ベルギーの新星の決断は!?
ベルギー人アタッカーの新天地はどこに?
マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表MFアドナン・ヤヌザイの新たな移籍候補として、パリ・サンジェルマンが浮上していると、英地元紙「デイリー・メール」が報じた。
ヤヌザイは昨季、デイビット・モイーズ前監督の下で大ブレークを果たした。だが、今季から新たに指揮を執るルイス・ファン・ハール監督からは、出場機会を得ることができていない。最後の出場が12月2日のストーク戦。満足な待遇を受けていないベルギー人アタッカーは、選手としての成長を優先するため、ピッチに立ち続けられる環境に身を置きたい と考えている。クラブ側も、ヤヌザイの飛躍を長い目で見る方針で期限付き移籍に前向きな姿勢を示しているという。
そのベルギーの新星に対しては、すでにインテルが獲得に乗り出していることが報じられ、同リーグではエバートン、ハル・シティが強い関心を抱いていると伝えられてきた。さらに、ここにきてPSGも獲得に手を上げる可能性が浮上している。PSGも高額な違約金と、年俸を支払うことには抵抗を示しているが、レンタルでの獲得には前向きだという。実現に至れば互いにとって条件の合致する有益な移籍となるだろう。
今ではUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の常連組となったPSGへの移籍を果たせば、今季欧州の舞台に立っていないヤヌザイは選手登録も可能だ。そのため、CLという大 舞台での経験を優先し、フランスに活躍の場を移す決断をすることも、決して可能性が低いわけではなさそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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