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日本代表DFを襲った喉元膝蹴りに代表OBも驚き「本当に危ない」「これは避けられない」
警告2枚で退場となった町田自身も危険なファウル被害に遭う
ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに所属する日本代表DF町田浩樹は、3月17日に行われたリーグ第30節ロイヤル・アントワープ戦(1-1)で警告2枚を受けて、退場処分となった。一方、後半序盤に相手から危険なファウル被害を受けながらもイエローカード判定になったジャッジが物議を醸しており、元日本代表DF栗原勇蔵氏も「これは危ない」と驚きを隠せないようだ。
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町田は北中米ワールドカップアジア2次予選・北朝鮮戦(21日・東京、26日・平壌)に臨む日本代表メンバーに選出。代表合流前ラストマッチとなった3月17日のアントワープ戦で3バックの左ストッパーを務めるも、後半3分にハンドの反則、同27分には相手を背後から押し倒したことでそれぞれイエローカードを受けて、退場処分を受けた。
一方、海外で物議を醸したのが、後半7分に危険ファウルに遭ったワンシーンだ。ピッチ手前側のハーフウェーライン付近でボールを競り合った際、相手DFイェレ・バタイユの右足が喉元付近に直撃。これを受けた町田はその場に転倒してしばらく痛みで動けず、衝撃的な場面に味方選手らがその場に駆け寄るシーンも見られた。
会場も騒然となったなかで、ベルギー人のブラム・バン・ドリーッシェ主審は危険なファウルを犯したバタイユに対しイエローカードを提示。このジャッジに対して、海外でも「なぜこれがイエローなんだ!?」「馬鹿げている」などと異を唱える声が続々と上がった。
日本代表OB栗原氏は、「レッドカードが出てもなんら不思議はないですね」と言及。「勇気を出して頭から突っ込んだ形。これは(相手の足を)避けられないですね。本当に危ない。怪我をしなくて良かったと思います」と指摘していた。