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小川航基「僕自身は唯一無二」 森保Jで“堂々宣言”1トップ争いへ「自分の色を出す」
2019年のE-1選手権以来、4年3か月ぶりに日本代表に復帰
日本代表は3月19日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選・北朝鮮戦(21日/ホーム@国立競技場、26日/アウェー@金日成競技場)に向けて、国内合宿2日目のトレーニングを行った。練習後には2019年のE-1選手権以来、4年3か月ぶりに日本代表に復帰したFW小川航基が「ここからが勝負」と意気込みを語った。
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久しぶりの代表復帰となった小川は、「だいぶ遠回りをしてしまったというか、相当昔のことというか。素直に嬉しい気持ちだけれど、ここからが勝負」と、今回の活動への思いを切り出した。
横浜FCを去る際に「次に戻ってくる時は、必ず日の丸を背負って帰ってきます」と宣言していたなか、有言実行となった。小川は「僕自身、その言葉っていうのは本当に鮮明によく覚えています。皆さんにお約束をして、横浜FCから飛び立ったわけですけど、それを有言実行して日本に帰ってこられたことは、僕自身も自信になりますし、応援してくれている皆さんにも、口だけじゃないっていうことを少なからず見せられたかなという思いです。ここがゴールじゃないですし、ここからが大事かなと思います」と、繰り返した。
北朝鮮との試合に向けて小川は、「しっかりと自分たちの色を出したい。相手も球際に強く来る国ですし、それに負けないくらい、上回るくらいの球際の強さや闘志を日本が見せられれば、僕たちが上回れるし、勝てると思う」と、ポイントを語った。
今シーズン、オランダ1部NECで公式戦28試合に出場して12得点1アシストという数字を残している小川は、「チームが最近、僕をよく見てくれるようになったのが大きい」とゴールを挙げられている要因をコメント。欧州に渡って最も成長した部分については「得点を取る以外のこともオランダの監督は求めてきます。でも、自分のストロングは得点を取るところなんだぞというのをコーチにも、森保監督にも見せたいという思いで自主練習も怠らなかった。それが12得点につながっているのだと思う」と、得点にこだわり続けていることを明かした。
アジアカップの森保ジャパンの戦いを「見ていました」という小川は「アジアのレベルが本当に上がっているなと思いました。普通に力負けしているところもたくさんありましたし、そのなかでも自分が入った時にどうかなってイメージしながら見ていました。もっとポストプレーだったり、いろんなプレーで助けられるなと思って観ていました。いろんなタイプのFWがいますが、僕自身は唯一無二だと思いますし、自分の色を出してチームの勝利に貢献できるFWに、特に得点で貢献できるFWになりたいと思います」と、語った。
現在の森保ジャパンでは、FW上田綺世が1トップの一番手に君臨するが、欧州で成長を続けている小川は、ポジション争いを激化させる存在になることができるだろうか。
(河合 拓 / Taku Kawai)