鎌田所属のラツィオ、トゥドール監督の就任を発表 年俸3億5000万円&来季まで契約と報道
サッリ前監督は辞任
MF鎌田大地が所属するイタリア1部ラツィオは現地時間3月18日に、辞任したマウリツィオ・サッリ監督の後任としてイゴール・トゥドール監督が就任したことを発表した。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、契約内容や期間などの詳細を報じている。
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ラツィオは2021-22シーズンからサッリ氏が率いていたが、3月11日のウディネーゼ戦まで公式戦4連敗を喫してクラブ上層部が懲罰的な強制合宿を指示するなどチームの緊迫感が高まっていた。そうしたなかで13日にサッリ氏が辞任。アシスタントコーチのジョバンニ・マルトゥシェッロ暫定監督を立てて、17日のフロジノーネ戦に勝利していた。
そして、現役時代クロアチア代表やユベントスなどでプレーしたトゥドール氏の新監督就任が発表された。同メディアのレポートでは、昨季はフランスの名門マルセイユを1シーズン指揮していたトゥドール氏は年俸250万ユーロ(約3億5000万円)で2025年6月末まで契約を結んだとしている。また、マルトゥシェッロ氏はアシスタントコーチとしてチームに残る見込みだともした。
ラツィオでは昨季限りでドイツ1部フランクフルトを退団した鎌田が夏の移籍市場の最終盤で加入。シーズン入り当初はスタメン起用もあったが、徐々に出場機会から遠ざかった。すでに今季限りで退団する可能性が指摘され、最近では日本代表への選手からも遠ざかっているが、監督交代は状況を変えるきっかけになるかもしれない。
現役時代は中盤から最終ラインにかけて長身を生かしたプレーをしていたトゥドール氏だが、今季の残りだけでなく来季に向けてどのようにラツィオを立て直していくのか注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)