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ミラン元監督は就任当初から“本田トップ下”に失格の烙印… スソが昨季の秘話を明かす
ミハイロビッチ元監督が断言 「トップ下ができるのはお前しかいないんだ」
ACミランのエースFWスソが、昨季出場機会を手にできなかったシニシャ・ミハイロビッチ政権下での秘話を告白。序盤戦にシルビオ・ベルルスコーニ会長の命令で4-3-1-2システムが導入された時、“鬼軍曹”はスソに対して「トップ下ができるのはお前しかいない」と語ったと明らかにした。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
スソは今季ミランの右ウイングで獅子奮迅の活躍を見せているが、昨季まではミランで出場機会を手にすることができなかった。ミハイロビッチ体制下では一度トップ下で起用されたが、昨年1月の移籍市場でジェノアに期限付き移籍を果たし、6ゴールと結果を出したことが今季の好調につながっている。
「(2014-15シーズンに指揮した)インザーギ監督の最後に少し出番が回ってきた。彼が続投になれば、出番は増えるかなと思っていた。そこで、ミハイロビッチがやってきた。彼はトップ下を置く布陣を採用していた。これは自分にとっては朗報だと思った。今はウインガーだけど、本来はトップ下なんだ。でも、実際には半年間ほとんど出番はなかった」
2015年1月にリバプールからやってきたスソは、フィリッポ・インザーギ政権と昨季のミハイロビッチ政権で陽の目を見ることがなかった。昨季開幕前にスソは、ミハイロビッチ元監督に直談判したという。「もしも、チャンスがないなら期限付き移籍で出て行く。コンディションを取り戻さないといけないんだ」と語ると、鬼軍曹の異名で知られる熱血漢はこう語ったという。
「ノー。落ち着け。我々はトップ下でプレーする。この役割ができる選手は自分にはお前しかいないんだ」
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