ブライトン、“第2の三笘薫”候補の獲得画策…24歳アタッカーに「大金投じる」と英指摘
アーセナルFWネルソンの獲得を画策と英メディア指摘
イングランド1部ブライトンは、アーセナルの下部組織出身であるFWリース・ネルソンの獲得を画策。英メディア「Football365」によると、日本代表MF三笘薫が通った道の再現を狙っているようだ。
アーセナルはネルソンを売却することで、3000万ポンド(約57億円)を得ることを目指しているという。そして、そのネルソンに強い関心を示しているのがブライトンだ。
24歳のイングランド国籍MFネルソンは今シーズンここまで公式戦23試合に出場して1得点3アシストを記録。リーグ戦での先発機会はなく、本人はより多くのプレータイムを望んでおり、ブライトンとの交渉が夏の移籍市場までに進展する可能性があるという。
記事によれば、ブライトンの獲得意図について「日本人スターである三笘と同じように、逆ウイングの役割をこなせると信じているからだ」と指摘。「このウイングは右利きでありながらも、左ウイングでプレーする。中央に切り込み、ゴールにダイレクトに向かっていけるプレーを得意としている。ネルソンは両サイドでプレーできるが、左サイドでも同じ仕事ができる」と伝えている。
三笘は昨季プレミアリーグで7得点6アシストをマークして一躍ブレイクも、今季は怪我に泣かされ3得点5アシストに。ネルソンは日本人アタッカーとポジションを争うライバルになるほか、右サイドのウイングの層を厚くするための補強という観点から、ブライトンは獲得に乗り出す狙いがあるという。
アーセナルは2500万ポンドから3000万ポンドでの売却を希望しているが、3000万ポンドになれば、2023-24シーズン前の移籍市場で獲得したFWジョアン・ペドロと並ぶクラブ史上最高額の移籍金になるという。
ペドロは今シーズンの公式戦で19得点2アシストを記録。記事では「ブライトンはネルソンが同じような活躍を見せられると信じているのであれば、夏に再び大金を投じることをそれほど気にしないだろう」と、移籍が実現する可能性を伝えている。
(FOOTBALL ZONE編集部)