川崎マルシーニョが“崩れ落ちた” 左腕が顔面ヒットで退場処分…先制弾FWの苦境の瞬間

川崎のマルシーニョ【写真:徳原隆元】
川崎のマルシーニョ【写真:徳原隆元】

先制ゴールを挙げたマルシーニョが2枚目の警告で退場に

 川崎フロンターレは3月17日、J1リーグ第4節で鹿島アントラーズと対戦し1-2で敗戦。8年間の鹿島戦で12勝4分けと圧倒的な好成績を収めていた川崎だが、この試合で先制点を挙げていたFWマルシーニョが退場となる苦境もあった。

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 1-2と追う展開のなか川崎は、FW小林悠らを投入して反撃態勢を整えていた。この試合で先制ゴールを挙げるなど、川崎の攻撃陣のなかでも脅威になっていたマルシーニョだったが、後半30分にGK上福元直人からのロングボールをDF濃野公人と競り合う。その際、高く上げていた左腕が、濃野の顔にヒットする。

 自らファウルだと感じていたマルシーニョだったが、中村太主審がイエローカードを提示しようと胸に手を当てるのを確認すると、その場に崩れ落ちた。中村主審は、すでにイエローカードを1枚受けていたマルシーニョに、この日2度目のイエローカードを提示し、続けてレッドカードを提示した。

 この試合では後半25分にも、鹿島のベンチすぐ前で川崎のDF三浦颯太と鹿島のMF藤井智也がロングボールを競り合い、三浦の肩が藤井の顎のあたりに入る場面も。鹿島のランコ・ポポヴィッチ監督は激昂したが、中村主審はノーファウルの判定だった。

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