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ヤングなでしこ、U-20アジア杯は無念の準優勝 4連覇逸…対北朝鮮で今大会“2連敗”
試合終盤に勝ち越しを許し、北朝鮮が優勝
ヤングなでしこの愛称を持つU-20日本女子代表は、3月16日にU-20女子アジアカップの決勝戦で北朝鮮と対戦し、前半20分にFW辻澤亜唯のゴールで先制したものの、1-2の逆転負け。準優勝で大会を終えた。
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今大会は8チームが出場し、4チームずつに分かれてグループリーグを実施。その上位2チームずつが準決勝に進むと同時に8月31日からコロンビアで行われるU-20女子ワールドカップ(W杯)への出場権を獲得する、アジア予選を兼ねたものになった。すでに両チームとも世界大会への出場権を獲得しているが、日本はこの大会の4連覇を目指すピッチに立った。両者はグループリーグB組の最終戦で対戦し、すでに突破を決めていた日本が0-1の敗戦を喫していた。
立ち上がりに際どいミドルをGK鹿島彩莉がセーブするピンチもあったが、日本は前半20分にショートカウンターで右サイドに展開するとFW土方麻椰がファーサイドにクロス。これを落下点に上手く入ってFW辻澤亜唯がヘディングで押し込んで貴重な先制ゴール。日本が1点をリードした。
その後も両チームとも相手ゴールへの圧力をかける姿勢を見せるものの、決定機と呼べるほどのビッグチャンスは作り出せず時間が進んだ。そうしたなかでハーフタイム直前の前半44分、日本は左サイドを切り崩されるとクロスにファーサイドで飛び込んだDFジョ・リョンジョンのヘディングを許して失点。1-1の同点に追いつかれてハーフタイムを迎えた。
日本は後半からMF笹井一愛とFW樋渡百花が投入されたが、前半と同じような互角の状況は変わらずに進んだ。両チームとも決め手のない中、後半31分に北朝鮮はコーナーキックからDFキム・カンミが打点の高いヘディングで狙うも鹿島がスーパーセーブ。直後に日本はMF大島暖菜をピッチに送り込んだ。
しかし、日本は後半40分に再び左サイドを切り崩されると、中央へのクロスをジョ・リョンジョンにヘディングで合わせられ失点。前半と同じような形で2点目を失い、1-2の敗戦を喫した。これで日本は今大会で北朝鮮に2敗を喫し、準優勝で大会を終えた。