柴崎のラス・パルマス移籍が消滅から急転復活? アルゼンチン人FW獲得失敗で再浮上

スペイン紙がカレッリの補強失敗による柴崎獲得の可能性を報じる

 鹿島アントラーズMF柴崎岳は、スペイン1部ラス・パルマス移籍が消滅したと地元メディアに報じられていたが、急転復活する可能性が浮上している。チームは獲得合意に達していたウェストハムのアルゼンチン五輪代表FWジョナタン・カレッリの獲得に土壇場で失敗。代わりに柴崎を獲得する可能性が再浮上している。地元紙「マルカ」が報じている。

 ラス・パルマスの想定外の補強失敗が、柴崎のリーガ上陸の追い風になるかもしれない。ラス・パルマスはカレッリ獲得でウェストハムとクラブ間合意に達していたが、ウェストハムのスラベン・ビリッチ監督が強権を発動。記事では「ビリッチは今季終了までカレッリ残留を求めている」とレポートしている。

 ウェストハムが今冬の移籍市場でカレッリの代役を獲得できない場合、カレッリは残留を余儀なくされるという。そして、移籍市場閉幕まで2日となった段階で、ラス・パルマスは新たなストライカー獲得に動かざるを得なくなった。これはポジションの異なる柴崎にとっても、望みをつなぐ状況となったようだ。

 

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