名古屋初ゴールの裏側 3連敗で「大丈夫ですか?」…長谷川監督が明かしたベテランとの会話録
FW永井との冗談が現実に
J1名古屋グランパスは3月16日のリーグ第4節で柏レイソルと対戦し、2-0で勝利しいた。アウェーでの今季初勝利について長谷川健太監督は「選手が気持ちを出して戦ってくれた」と試合を振り返った。
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名古屋は無得点での3連敗で柏戦を迎えた。試合は前半18分、右サイドで得たフリーキック(FK)でMF森島司がキッカーを担当。ゴール前まで詰めていた永井が相手DFの連係ミスからボールを奪い、ゴールに流し込んだ。
後半17分には左コーナーキックの場面で、ニアでの味方のフリックからチャンスに。最後はこぼれ球をファーサイドのDFハ・チャンレが右足で決めて追加点を奪った。
今季クラブ初ゴールを決めた永井について長谷川監督は、「逆に心配されたというか『監督大丈夫ですか?』みたいな感じだったんですが。『お前が取ってくれ」というようなことを冗談でいったんですけど、いい形で取ってくれたという風に思っています』と、永井とのやり取りを明かした。
そして、今季初勝利について「危ないシーンもたくさんあったと思いますが、後ろにいたファミリーのみなさんの気持ちで何とかゴールを割らせずに済んだのかなという風に思っています」と、ゴール裏に駆け付けたファン・サポーターへ感謝のコメントを残した。
アウェーの難しい一戦で、泥沼3連敗からようやく抜け出した名古屋。前節までの苦境から脱し、ここから再スタートだ。
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