名古屋が連敗脱出 待望の今季初ゴール含む2得点&初白星、屈辱から逆襲へ…柏を完封
アウェーでセットプレーの流れから2ゴール
J1名古屋グランパスは3月16日のリーグ第4節で柏レイソルと対戦し、2-0の完勝で今季初勝利を飾った。アウェーの難しい一戦で、泥沼の3連敗からようやく抜け出すことに成功している。
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前節、名古屋は1994年以来30年ぶりとなる開幕3試合連続無得点を記録。2000年以来24年ぶりの開幕3連敗となっていた。まずは1勝を目指した名古屋は前半18分、右サイドで得たフリーキック(FK)のチャンスを得る。
その流れから相手DFの連係ミスが生まれ、ゴール前まで詰めていたFW永井謙佑がボールを奪ってネットを揺らす。永井のゴールは、クラブにとっても今季初得点となっている。
柏がボールを保持して試合を進めていた展開で先制点を手にした名古屋。後半17分には左コーナーキックの場面で、ニアでの味方のフリックからチャンスに。最後はこぼれ球をファーサイドのDFハ・チャンレが右足で決めて追加点を奪った。
後半もホームチームがシュート数で上回るなど、柏が攻撃の圧を強めるなかでなかなかネットを揺らせず。逆に名古屋は同31分に先制ゴールの永井に代えてFWキャスパー・ユンカーを投入して変化を図る。
後半38分にはこぼれ球をひろった名古屋DF 野上結貴が相手ペナルティーエリア内へ仕掛けた際、柏FWマテウス・サヴィオと交錯する形で転倒。小屋幸栄レフェリーはノーファウルのジャッジで、その後VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のチェックも入ったが特にお咎めはなかった。
試合はこのまま終了し2-0で名古屋が今季初の白星。前節までの苦境から脱する形となっている。
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