遠藤航はプレミア屈指のMFと比較も“遜色なし”「新監督の下でも重要な役割を担う」と英指摘
ロドリ、ライス、カイセドとスタッツを比較
日本代表MF遠藤航はイングランド1部リバプールでレギュラーの座を掴み取り、現地でも称賛を浴びている。ライバルチームでプレーする同じポジションのMFと比べても遜色のないパフォーマンスを披露しているとリバプール専門メディア「Anfield Watch」が伝えている。
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現地時間3月10日に行われたプレミアリーグ第28節マンチェスター・シティ戦(1-1)を含むビッグマッチでのハイパフォーマンスによって、今や遠藤を今季のベスト補強に推す声も挙がっている。同メディアは「馴染むまでに時間を要したが、12月から連続で先発出場を続け、ピッチの中央で必要な選手であることをすぐに証明した」と遠藤のステップアップについて伝えている。
そして、昨季限りで退団したブラジル代表MFファビーニョの不在を感じさせないほどの存在感を示す遠藤について、シティのスペイン代表MFロドリ、アーセナルのイングランド代表MFデクラン・ライス、チェルシーのエクアドル代表MFモイセス・カイセドというプレミアリーグ屈指のMFとスタッツを比較している。そして、遠藤はいずれの項目でもこの3人と比べて遜色ない数字を叩き出しているという。
持ち味とされる守備面だけでなく、攻撃面でも高い基準を示しているようだ。たとえば、ペナルティーエリア内へのパス数とスルーパスの数では4人のなかでロドリに次ぐ2番目多さを記録しており、アシスト期待値(xAG)でも遠藤を上回っているのはライスだけだという。
守備面では、90分あたりのクリア、パスブロック、空中戦勝利の数が4人のなかでトップ。90分あたりのタックル勝利数はカイセドに次ぐ2位となっている。記事では「信じられないことに彼はどの項目でも最下位にはなっておらず、3人と比べてほぼ全ての指標で1位か2位なのだ」と言及されていた。
「ロドリとライスはワールドクラスのボールキャリー能力をチームにもたらしている。遠藤はこの点においては遅れを取っているが、これは彼に求められているものではなく、(ドミニク・)ソボスライや(アレクシス・)マック・アリスター、(カーティス・)ジョーンズがその役割をこなしている。
リバプールは今も守備的MFの長期的なオプションをマーケットで探しているかもしれないが、彼らのナンバー3(遠藤)は新しい監督の下でも重要な役割を担い続け、彼らが求める良い基準となるはずだ」
加入当初は英国で無名だった男は今やリーグ最高のMFたちと肩を並べる選手として称賛を浴びていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)