U-20女子アジア杯決勝で、日本と北朝鮮が対戦

　ヤングなでしこの愛称を持つU-20日本女子代表は、3月16日にU-20女子アジアカップ決勝戦で北朝鮮と対戦する。両チームとグループリーグで戦った中国の母国メディアは、日本の優勝を予想しているようだ。

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　B組の日本はベトナムとのグループリーグ初戦で10-0と快勝。続く第2戦で中国を2-0で破り、グループ最終戦を残して準決勝へと駒を進めた。最終戦となった北朝鮮相手に、主力の複数選手を休ませた日本は0-1で敗戦。それでも、準決勝のオーストラリア戦はボールを支配し5-1の勝利を収め、4大会連続で決勝に進出した。

　一方の同B組北朝鮮も2勝1分で準決勝へ。韓国を3-0で破り決勝へ進んだ。今大会で日本、北朝鮮と対戦して敗れた中国の母国大手メディア「SOHU」は「女子サッカー2大主力突破」と決勝カードを伝えている。

「女子サッカーチームの2大主力である日本と北朝鮮が突破して決勝に進出した。どちらのチームがアジアの誇りをかけて優勝トロフィーを掲げることができるのか。私たちが知る日はそう遠くないだろう。今回の中国は運が非常に悪く、前回大会の優勝、準優勝国と同じグループを戦う羽目に遭った」

　2019年大会では日本と北朝鮮の決勝カードで、2-1と日本が勝利。3連覇を達成している。中国にとっては、実力あるチーム2つと同じB組に所属したことで「残念ながら、奇跡は起こらなかった」と敗退を嘆いていた。

　また同メディアは、グループリーグですでに対戦済の日本と北朝鮮について分析。日本が0-1と敗れているが、「主力選手を温存した」点を挙げつつ「試合には負けたが、日本はまだ北朝鮮を上回っている。もはや敵を軽視せず、すべての主力選手を派遣するならば日本の優勝は確実なはずである」といった見解を示していた。