遠藤航に元英代表MFが「本当に感銘を受けた」 英メディア称賛「本当の一員と認められた」

リバプールの遠藤航【写真:ロイター】
リバプールの遠藤航【写真:ロイター】

元英代表MFポール・マーソン氏が遠藤を称賛

 イングランド1部リバプールは、今季を迎えるにあたって中盤の選手が大幅に入れ替わった。アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ、オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ、そして日本代表MF遠藤航の新加入カルテットは、それぞれに持ち味を発揮してチームに貢献している。元イングランド代表MFポール・マーソン氏は、インドのスポーツ専門サイト「Sportskeeda」のコラムの中で遠藤を絶賛した。

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 マーソン氏は「遠藤航は本当に感銘を受けた選手だ。なんと素晴らしい契約になったか。クロップ監督が移籍で失敗することは極めて珍しいが、この何年を振り返っても『クソ、本当に金の無駄遣いだ』と言いたくなるような補強を思い出せない。これは舞台裏で動いているすべての人たちへの賛辞だ」と、遠藤をはじめとするリバプールの補強について綴っている。

 このマーソン氏の記事を紹介したリバプール専門メディア「Rousing the Kop」は、「遠藤の契約は圧倒的に美しいものだ。1億ポンド(約189億円)のメガスターを獲得できずに移籍はなかなか決まらなかったが、私たちは安価な選手をどこからともなく獲得してくることが大好きだ。それは今日では、なかなか起こらないことだ。SNSの時代であり、24時間ニュースは駆け巡る。すべてが表に出てきてしまう。選手が実際に加入する前に、大抵の移籍の興奮はそがれてしまう」と、昔ほどは移籍がニュースになりにくいことを伝えた。

 そして「だが、遠藤は違った。誰もが来ることを予想していなかった。ある日、彼はあっちにいたが、次の日にここにいた。そして次の日、日本のキャプテンはすぐに仕事に取りかかった。それ以来、彼は一度もうしろを振り返っていない。リバプールに馴染むのに多少の時間は要した。だが、一度フィットしたら、背番号3は今季のレッズの最高の選手の1人となった。遠藤が先発したリーグの試合で、リバプールは一度も負けていない。ファンは彼を称えて新たなチャントを歌い始めた。本当の一員として認められたんだ」と、遠藤が受け入れられたことを強く訴えている。

 今シーズン、すでにリーグカップを制したリバプール。4冠を達成できる可能性を残しているなかで、遠藤への期待はますます高まっているのは間違いない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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