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北朝鮮メディア、韓国を「傀儡」表記 U-20女子アジア杯報道「敵対関係と定義」海外見解
U-20女子アジア杯で北朝鮮が韓国撃破
U-20女子アジアカップの準決勝2試合が3月13日に行われ、日本と北朝鮮が決勝へ進出。韓国に3-0と勝利した北朝鮮の国内メディアでもこの結果が報じられたなか、準決勝の対戦国である韓国を「傀儡韓国」と表記して伝えられたことが韓国メディアの報道で明らかになった。
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韓国の総合ニュースサイト「news1」によると、北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」は3月14日、前日に行われたU-20女子アジアカップ準決勝の結果を報じた際、韓国を「傀儡(かいらい)」と表記。傀儡は操り人形を意味し、両国が昨年のアジア大会女子サッカー準々決勝で対戦した際にも北朝鮮国営テレビで表記された。
「news1」は「南北関係が『二国家関係』と定義されるなか、徐々に『傀儡韓国』という呼び名が定着しつつあるようだ」と指摘。韓国のニュース番組「SBS News」では、「北朝鮮の金正恩総書記は、昨年末の労働党総会で北朝鮮と韓国は敵対的な交戦関係にあると定義し『傀儡』という表現はこの定義の延長と見られる」と伝えられた。
なお、国名を巡って北朝鮮は過去、正式名称を使うよう求めてきた経緯もある。先月行われたサッカー女子パリ五輪アジア最終予選第2戦、日本対北朝鮮戦の会見では、北朝鮮代表のリ・ユイル監督が、韓国メディア側から発せられた「北韓」という表現に嫌悪感を示す一幕もあった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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