レスターがスリマニへの”爆買いオファー”を一蹴! 今夏獲得時を上回る55億円提示も拒絶
天津権健からメガオファーも放出の意思なし
レスター・シティは中国の天津権健からアルジェリア代表FWイスラム・スリマニに届いた移籍金3800万ポンド(約55億円)という高額オファーを拒絶した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
スリマニは昨夏にスポルティング・リスボンからクラブ史上最高額の2900万ポンド(約42億円)でレスターに加入した。得点源として期待され、ここまで公式戦16試合で6得点を挙げている。
プレミアの水にも馴染んできている長身ストライカーに対して、元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏が指揮を執る天津権健が関心を寄せていた。同クラブはすでにベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルの獲得を決めているだけでなく、ビジャレアルから元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトの獲得でも合意に達したと報じられたばかり。そこへさらにスリマニを加える壮大なプランを描いていたようだが、実現は難しそうだ。
レスターはスリマニ獲得の際にスポルティングへ支払った高額移籍金を楽々回収できるほどのメガオファーを受けたようだが、これを一蹴している。リーグ15位と残留争いの渦中にいることや、UEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメントを控えていることもあり、貴重な戦力を放出する意思は全くないようだ。
スリマニはアフリカネーションズカップ参戦のためチームを離れていたが、アルジェリアがグループリーグで敗退したため今週中にレスターへ合流する。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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