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U-20日本女子の実力「圧倒的」 シュート40本超“圧勝劇”に豪州脱帽「すべてが終わった」
U-20女子アジアカップ準決勝、日本がオーストラリアに5-1大勝
U-20日本女子代表は3月13日、ウズベキスタンで開催されているU-20女子アジアカップ準決勝でオーストラリア女子代表と対戦し、5-1で圧勝。シュート数でも42対1と相手を圧倒した戦いぶりに対し、対戦国のオーストラリアメディアは「すべてが終わった」と脱帽の声を上げている。
グループ最終節の北朝鮮戦から中2日で迎えた準決勝で、日本は前半3分にコーナーキック(CK)から最後はDF米田博美がヘディングでゴールを決め、幸先良く先制。しかし同12分、最終ラインの背後を狙われFWペタ・トリミスに同点ゴールを許した。
それでも日本の実力が一枚上手だった。追加点こそ奪えなかったものの、前半だけでシュート20本以上を浴びせて優位に展開。ボールポゼッションでも圧倒したなか後半18分、CKからDF白垣うのがニアサイドで合わせたヘディングシュートが相手に当たって待望の追加点を奪う。
これで勢いを増した日本は後半38分、FW土方麻椰のコントロール弾で加点。さらに同43分には途中出場したFW笹井一愛が土方の折り返しを冷静に決めて4点目、直後にも17歳のMF松永未夢の仕掛けからオウンゴールを誘発し、終わってみれば大量5ゴールでの圧勝となった。
大会公式記録によると、シュート数42対1、枠内シュート18対1、ボール支配率73.3%対26.7%と、この試合で日本が記録した圧倒的なスタッツが明らかに。劣勢を強いられた展開に、豪メディア「10 Football」は公式X(旧ツイッター)上で「タシケントですべてが終わった! 日本は、2年前のこの年代の世界ランキング2位を彷彿とさせる圧倒的な強さを見せた」と、22年のU-20女子ワールドカップで準優勝した実力を引き合いに脱帽の声を上げた。
すでに今年のU-20女子W杯の出場権を手にしている日本は大会4連覇を懸けて決勝で北朝鮮と激突。優勝本命とされるなかで、アジアの頂点に立つことはできるだろうか。